エンジニアを目指す学生が学生のうちにやっておくといいこと6選

エンジニアを目指す学生が学生のうちにやっておくといいこと エンジニア

IT技術の世界は日々進化を続けており、エンジニアとしてキャリアを積んでいくためには常に学び続ける姿勢が求められたり、普段の習慣も大切です。そして学び続ける姿勢や習慣の基盤となるのは、学生時代をどのように過ごしてきたかが関わってきます。

今回は24卒のエンジニアとして、私自身の経験と多くの先輩エンジニアたちの助言をもとに、学生時代の自分に伝えたい学生のうちにやっておくといいことをまとめました。

エンジニアを目指す学生がやっておくといいこと
  • 1つのプログラミング言語を徹底的に極める
  • コンピュータサイエンスの基礎を学ぶ
  • 読書習慣を身に付ける
  • 就活活動は妥協しない
  • 多様な交友関係を築く
  • 長期的な趣味や経験に投資する

これらを実践していくことで、エンジニアとしていいスタートダッシュを切ることができるはずです!

男性
男性

どんな学生生活を送っておけばいいんだろう?

お猿SE
お猿SE

今回は学生のうちにやっておくといいこととして、6つまとめたよ!

1つのプログラミング言語を徹底的に極める

1つ目は1つのプログラミング言語を徹底的に極めるです。

やや意見が分かれる議題でもあるのですが、

多少の言語に触れるよりも、1つの言語を深く理解することが大切

というのは、多くのベテランエンジニアも口をそろえて言っています。

プログラミング言語はこの世にいくつもありますが、本当に業務で使われているプログラミング言語となると数個~数十個と絞られます。勿論たくさんの言語を扱えることは素晴らしいスキルの一つです。

しかし、学生時代は何か1つの言語を極めることをおすすめします。

1つのプログラミング言語を極める

その1番の理由は、1つのプログラミング言語にこだわることで、プログラミングの本質について考えることができるからです。この本質さえ身に付けられれば、後から扱う言語などいくらでも増やすことができます。

プログラミングを極めるにあたっては、以下のポイントを意識するといいでしょう。

プログラミング言語を極めるときのポイント
  • 言葉の基本的な型システム
  • オブジェクト指向プログラミング言語の概念
  • 言語特注のデザインパターン
  • 効率的なコーディング技術
  • エラーハンドリングの方法

この議題について詳しく書いた記事はこちら

コンピュータサイエンスの基礎を学ぶ

2つ目に挙げるのが、コンピュータサイエンスの基礎を学ぶです。

プログラミング言語はあくまでも道具であり、その背景にあるコンピュータサイエンスの知識こそが、真のエンジニアを作り上げます。コンピュータサイエンスを疎かにしたまま、熟練のエンジニアになることはほぼ不可能です。

コンピュータサイエンスの分野は幅広いため、まずは以下の分野を重点的に学んでみましょう。

コンピュータサイエンスの中で学びたいポイント
  • アルゴリズムとデータ構造
  • コンピュータアーキテクチャ
  • オペレーティングシステム
  • ネットワークの基礎
  • データベース理論

これらの知識は、単なるコーディングスキルを超えて、システム全体を俯瞰できる能力を身に付けることができます。

お猿SE
お猿SE

コンピュータサイエンスの勉強は、基本・応用情報技術者試験の勉強で十分身に付けることができよ!
 

この資格は就活でも有利になるので、余裕がある人は取ってみてね!

読書習慣を身に付ける

3つ目は読書習慣を身に付けるです。

なぜならば、質の高いエンジニアになろうと思うと技術書を読むことは、ほぼ必須と言えるからです。

技術書を読むことは、最新の技術トレンドベストプラクティスを学ぶ最良の方法であり、まずは以下のジャンルから読み始めるといいでしょう。

エンジニアを目指す学生におすすめする本の分野
  • プログラミング言語に関する専門書
  • システム設計に関する書籍
  • ソフトウェアエンジニアリングの実践的なガイド
  • テクノロジーの最新トレンドに関する書籍

勿論自分の好きなジャンルを読むことも大切です。最も伝えたいのは、スキマ時間や通勤時間に本読む癖をつけてほしいということです。

この習慣があれば、社会人になっても継続的に学習する癖をつけられます。この習慣がある社会人はとても少ないので、1日15~30分でも読書する習慣がある人は、はっきり言って最強になれます!

お猿SE
お猿SE

これは個人的な意見なんだけど、なるべく横文字の本を読むことをおすすめするよ!
 

技術書は横書きの本が多いんだけど、小説など縦書きの本に慣れてしまうと、技術書を読むペースが遅く感じてしまうんだ。理解する時間も挟むからなおさら!
 

だから訓練もかねて横書きの本もバランスよく読むといいよ!!

就職活動は妥協しない

4つ目は、就職活動は妥協しないです。

エンジニアの仕事は単なる給料を得る手段ではなく、自己成長と技術への情熱を追求する場所です。

就職活動は妥協しない

就職活動を妥協してしまうと、自分と合わない企業や職場の雰囲気があまりよくない企業に入ってしまう結果になります。そんな環境では、自己成長は難しいです。

就職活動の際は以下の点に注意して進めましょう。

就職活動で気を付けるポイント
  • 企業の技術スタックや開発文化を徹底的に調査する
  • 自分のキャリアビジョンと企業の方向性が合致しているか確認する
  • 面接時に技術的な質問を積極的にする
  • 企業の成長可能性と学習環境を重視する
お猿SE
お猿SE

お猿SEが就活時に注目していたポイント

  • エンジニアとしての土台を築けるか
  • 既存/最新技術をバランスよく使えているか
  • コードレビューする文化があるか
  • 企業自身が高い志を持っているか
  • 技術責任者の出身企業

もし、入社後に企業文化や仕事内容に不満を感じたら、潔く転職を検討することも重要です。

就職に関する記事はこちら

多様な交友関係を築く

5つ目は、多様な友好関係を築くです。

エンジニア関係なくですが、社会人になるとその環境に合った仕事仲間が集まりますが、交友関係を築ける人はそこまで多くないでしょう。エンジニアならなおさらそれが強いイメージがあります。

だからこそ、大学時代の内に一生の友人と呼べるような人脈を築いておくと、何か困ったときの助けになったり、仕事がうまくいかない時の拠り所にもなります。

大学内はもちろんですが、学外だと以下のような環境でも関係を築けます。

多様の交友関係を築くために
  • プログラミングコミュニティやハッカソンへの参加
  • オンラインフォーラムやSNSでの技術交流
  • 大学のIT関連サークルやイベントの参加
  • インターンシップを通じたネットワーキング

長期的な趣味や経験に投資する

最後は長期的な趣味や経験に投資するです。

これまでの項目はエンジニア目線でそれに関わる項目について伝えてきました。

しかし、一番伝えたい項目はこの長期的な趣味や経験に投資するかもしれません。エンジニアとして成長することも勿論大事ですが、それと同時に人間としての成長も大切です。

長期的な趣味や経験

人間として成長するには、毎日同じ時間を過ごすだけでは難しく、刺激的なことも取り入れなくてはなりません。

なので、以下のような活動に時間を投資してみてほしいです。

長期的な趣味や経験への投資
  • 旅行による非日常の体験・異文化理解
  • 音楽、スポーツ、芸術などの趣味
  • ボランティア活動
  • 個人プロジェクトの開発

社会人になると、どうしてもまとまった時間を取ることが難しくなります。しかし、大学時代には時間がたっぷりと与えられます。なので、是非色んな体験をしてほしいです。

これらの経験は、

  • 創造性
  • 問題解決能力
  • 人間性

を豊かにしてくれるなどいいことずくしなので、積極的に取り組んでみてください。

最後に

エンジニアとしてのキャリアはマラソンであり、スプリット(短距離)ではありません。焦らずに、着実に、そして情熱をもって学び続けることが最も重要です。

今回紹介した項目を参考に、エンジニアとしての第一歩を大きく輝かしいものにしてみてください。

男性
男性

学生時代を無駄にしないぞ!

お猿SE
お猿SE

学生にしかできないことはたくさんあるから、色々挑戦してみてね!

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