将来は自分の手で新しいものを作り出したい!
社会を革新するようなシステムを開発してみたい!
どちらも素晴らしい夢だね!
こんな夢を持っている高校生も多いと思います。
最近では高校生の将来なりたいランキングで「システムエンジニア」が上位に入っているランキングも見かけます。
エンジニアという仕事は確かに上記のような夢を叶えることができる、やりがいのある職業と言えるでしょう。
しかしながら、「エンジニアって難しそう」「一体何から始めたらいいのか」といった疑問を持ち合わせている人もいると思います。
この記事では、そんな高校生に向けてエンジニアになるための具体的なステップを解説していきます。
プログラミング経験がない初心者でも、このロードマップを参考にすれば、エンジニアの第一歩を踏み出すことができます。
エンジニアの世界を探検しよう
まずは、エンジニアの世界を覗いてみましょう。
エンジニアと言っても、その仕事内容は多岐に渡ります。
Webサイトを作るWebエンジニア、スマホアプリを作るモバイルエンジニア、ゲームを作るゲームエンジニアなど、様々な種類があります。
- エンジニアの仕事内容を調べてみる
インターネットで「エンジニアの種類」と検索すれば、たくさんの情報が出てきます。
それぞれの仕事内容やどんなスキルが必要なのかを詳しく調べてみましょう。
そして、自分の興味のある分野をリストアップしてみてください。
- 実際にエンジニアをしている人に話を聞いてみる
身近にエンジニアをしている人がいれば、話を聞いてみましょう。
インターネットにある情報は表面上のものも多いので、実際の話を具体的に聞けると、自分が働く姿もイメージしやすいです。
もし周りにエンジニアがいなくとも、今はSNS等で簡単に人と繋がれるので、少しの勇気をひり絞って、お話を聞いてみましょう。
僕は叔父がエンジニアだったので、高校生くらいの時にエンジニアの仕事について聞いたりしてみたよ
プログラミングの基礎を学ぼう
エンジニアになるためには、プログラミングスキルが必要になります。
プログラミングは、コンピュータに命令を伝えるための言語です。
最初は難しく感じるかもしれませんが、コツを掴めば誰でも学べます。
中学生の数学レベルができる人なら余裕です。
- オンライン学習サービスの活用
Progateやドットインストールなど、初心者向けのプログラミング学習サービスは探せばたくさん出てきます。
自分のペースでできるので、楽しみながら学ぶことができます。
- プログラミング教室に通ってみる
マンツーマンで指導を受けられるプログラミング教室もおすすめです。
独学の場合、分からない点があっても自力で何とかする無いですが、すぐに質問できる環境があるプログラミング教室は効率的な学習法の一つです。
- プログラミングコンテストに挑戦してみる
だんだんとプログラミングに慣れてきて、自分がどのくらいのレベルなのかを知るには、AdCoderやCodeforcesと呼ばれるプログラミングコンテストに挑戦してみることをお勧めします。
参加することで、更に実践的なスキルを身に付けることができます。
実践的な経験を積む
プログラミングの基礎を学んだら実践編です。
更に具体的なことを行っていきます。
- 個人アプリ、個人プロジェクトを始める
簡単なスマホゲームやWebサイト、アプリを作ったりすることで、より実践に近いコードを書く練習になります。
- オープンソースプロジェクトに参加する
GitHubなどのプラットフォームで、世界中のプログラマーが共同で開発しているオープンソースプロジェクトに参加してみましょう。
自分以外の人が書いたコードを見ることは、新しい気付きがいっぱい眠っています。
実際に働き始めると、既存システムに手を加えることから始めていくことが多いので、他人のコードを見る場面は意外と多いです。
- インターンシップに参加する
IT企業のインターンシップに参加することで、実際の開発現場を体験することができます。
ほとんどは大学生の募集かもしれませんが、意外と高校生でも参加できるインターンは存在します。
情報収集を怠らない
IT業界は日々進化しています。
新しい技術やツールが次々と登場するため、情報のアンテナが高校生の時点であると、社会人になっても優位に動くことができます。
- 技術ブログやニュースサイトを読む
QiittaやTechCrunchなどの技術ブログやニュースサイトはエンジニア界隈では重宝されています。
Qiitaなんかはより実践に近い情報が詰まっています。
- 技術書を読む
プログラミングに関する本を読むことは非常に大事です。
- 勉強会やセミナーに参加する
勉強会やセミナーに参加することで、他のエンジニアと交流し、最新の技術情報を得られるかもしれません。
ポートフォリオを作成する
就職活動をする際に、自分のスキルをアピールするためにポートフォリオがあると非常に有利です。
いくら言葉や履歴書でこの技術を扱えますと伝えたところで、本当に使えるかどうかを判断することは難しいからです。
- 作った作品をまとめる
個人プロジェクトで作った作品や、オープンソースプロジェクトで貢献した部分をまとめてみるといいでしょう。
- GitHubアカウントを公開する
GitHubに自分のコードを公開することで、どのくらいプログラミングができるかアピールできるので、積極的に公開していくといいでしょう。
僕は簡単なWeb掲示板をポートフォリオとして紹介していたよ。
少し工夫して、デザインや扱う情報を「ゲーム」に特化していたんだけど、そこのウケが良かった気がする!
まとめ
エンジニアになるためには、プログラミングスキル、問題解決能力、コミュニケーション能力など様々な能力が求められます。
この記事で紹介したことを参考に、一つ一つチャレンジしてみてください。
こういった記事を読んで何をすべきか学んでいるということは、将来立派なエンジニアになることは確約されているとおもいます。
何事も大切なのは、継続することです。
最初は難しく感じることが多いかもしれませんが、諦めず努力を続けていれば、目標に近づくことができます。
エンジニアというやりがいのある世界で、あなたも活躍できることを応援しています。