システムエンジニア(SE)として新卒で入社した後、最初に気になるのはやはり給与ではないでしょうか。
- 年収がどれくらいなのか
- 月々の手取りはどのくらい貰っているのか
- ボーナスや昇給はどのようにあるのか
などなど。
特にこれからシステムエンジニアを目指す方々にとっては、リアルな給与事情を知っておくことはモチベーションにもなるし重要でしょう。
本記事では、現役システムエンジニアの私が2024年4月に入社してから、2025年1月までの実際の給与を公開し、その内訳や年収の成長過程について、正直にお話ししていきます。
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ぶっちゃけどのくらいお金を稼げるんだろう?
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システムエンジニア1年目の給料公開していきます!
特に、地方国公立大学出身の私が都内のIT企業で働く実態を元に、給与や生活面でのリアルな情報を提供しますので、システムエンジニアを目指す方々の参考になれば嬉しいです。
システムエンジニアという仕事について
年収のお話の前に、まず「システムエンジニア」がどんな仕事なのか簡単に説明しておきます。
システムエンジニア(SE)は、
「企業や組織のITシステムを設計・開発・運用・保守する専門職」
です。
具体的には、
- プログラムの開発
- システム設計
- ネットワークの構築
- セキュリティ対策
- クライアントとの折衝
など様々な業務を担当します。
そのため、システムエンジニアに求められるスキルはとても幅広いです。
プログラミング言語(PHPやJavaなど)の知識はもちろん、システム全体を俯瞰して設計する能力や、問題解決能力、さらにはチームでの協力やクライアントとのコミュニケーション力も重要な要素です。
私のような新卒1年目は、最初から高度な業務を任されることは少なく、まずは基礎をしっかり学ぶ機会が与えられます。
システムエンジニアは、IT業界の中でもやりがいのある仕事の一つだと思いますが、初めのうちは自分が担当する業務に対して不安を感じることも多いです。ただし、そういった不安を乗り越えて学び、成長していけることがこの職業の魅力でもあります。
気になる新卒1年目の年収
それではシステムエンジニアとしてキャリアをスタートさせた新卒1年目の年収についてお話しします。
新卒でシステムエンジニアを目指す人にとっては、実際にどのくらいもらえるのかは非常に重要なポイントだと思います。
以下が実際の私の2024年4月から2025年1月までの手取り額です。こちらはあくまで概算ですが、参考にしていただければと思います。
年月 | 手取り額 |
---|---|
2024年4月 | ¥280,000 |
2024年5月 | ¥250,000 |
2024年6月 | ¥251,000 |
2024年7月 | ¥253,000 |
夏のボーナス | ¥190,000 |
2024年8月 | ¥255,000 |
2024年9月 | ¥249,000 |
2024年10月 | ¥246,000 |
2024年11月 | ¥249,000 |
2024年12月 | ¥252,000 |
2025年1月 | ¥260,000 |
冬のボーナス | ¥386,000 |
合計 | ¥3,121,000 |
2024年4月から2025年1月なので、実際の1年の手取りとしては¥3,621,000くらいになりそうです。上記の額は手取り額なので、年収として¥4,500,000くらいとなります。
「思ったよりも少ないな」と感じた方も「そんなに貰ってるの?」と感じた方もいると思いますが、これが新卒1年目の実際の給与結果です。
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これは貰えている方なの?
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平均は上回っているみたい
年収の概要
給与の内訳や年収の変化についてもう少し詳しく見ていきましょう。
私は月給31万円程度のスタートで、税金や社会保険料を引かれた後の手取りは24万~25万円程度でした。最初は税金や社会保険料の引かれ方に驚きましたが、これも月日が経つにつれて慣れてきました。(慣れちゃいけないんですが..)
これからシステムエンジニアを目指す人たちにとっては、最初のうちは月々の手取りが少ないと感じることがあるかもしれませんが、しっかりと仕事をこなしていけば昇給やボーナスで給与が増える可能性が高いです。
私の会社では年に2回、ボーナス支給と昇給が行われます。特にボーナスの支給タイミングでは、かなり金額が変動します。例えば、2024年の冬のボーナスは386,000円で、かなりありがたい金額を頂きました。
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ボーナスは何に使ったの?
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そ、そんなの教えられないよ!
(貯金しました)
手取りと基本給
手取り額とは、税金や社会保険料を差し引いた後に銀行口座に振り込まれる金額ですが、実際にどれくらい差し引かれるのかは重要なポイントです。私の場合は、月々の給与が31万円ほどで、手取り額としては24万~25万円程度が振り込まれています。
厚生労働省の賃金構造基本統計調査(令和5年度)を見てみると、大学卒の初任給平均額が23万7千円、大学院卒の初任給が27万6千円とのことなので、ありがたいことに平均よりも貰えていることになります。
手取り額を月々25万円程度と考えると、生活費や貯金に充てる余裕もありますが、都内での生活は決して安くないので、節約を心がけています。それでも、しっかりとした給与をもらっている実感がありますし、ボーナスと昇給があることで、年収も着実に増えています。
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東京はやっぱり高いな~
給与テーブル
私が勤務している企業では、給与テーブルが6段階に分かれており、その中でもさらに10段階程度の評価があります。大体上から3つ目くらいのランクが役職持ちのようなイメージです。
私は入社時、給与テーブルの「下から2番目のランクの真ん中あたり」から始まりました。このランクは昇給のペースが安定しており、評価を受けて順調に給与が増える可能性があります。
昇給のタイミングは年に2回、ボーナスの支給時期に合わせて行われます。この昇給の際に、自己評価や上司の評価が反映されるため、しっかりと業務をこなし、自己成長をアピールすることが大切です。
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謙遜の姿勢も大事だけど
自分の成果を客観的に分析しアピールすることも大事!
まとめ
システムエンジニアとして新卒1年目を迎えた私の年収は、手取り額が月々24万~25万円、ボーナスを合わせると年収は4,500,000円くらいでした。
この金額が少ないと感じるかもしれませんが、まだ1年目の段階であり、今後もスキルアップを重ねていけば、昇給や新たなチャンスが増えていくと確信しています。
システムエンジニアとしてのキャリアは、スキルや成果に応じて給与が増加するため、
「焦らずに成長を実感しながら進んでいく」
ことが重要です。これからシステムエンジニアを目指す方々には、まずは基礎を学び、成長の機会をしっかりと掴んでほしいと思います!
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