社会人になったという事で、本格的にお金について勉強もしなくてはという思いになったので社会人1発目として、両@リべ大学長著の「お金の大学」という本を読んでみました。
今回はその本を読んだまとめとなります。
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お金に困らないための「5つの力」
本書の冒頭部分にも書いてありましたが、
「お金なくして自由なし!」
これが資本主義社会のリアルだと私も思います。
お金について真剣に学ぶ機会が少なく、日本の公教育にも学ぶプログラムがありません。
私たちが「読み書き」や「四則演算」ができるのは、それを反復して学んできたからです。
お金がなく自由な生活がないのは、お金について学んでこなかったからです。
本書では以下5つの項目に沿って話が進められます。
貯める力が6割、稼ぐ力が1割、増やす力が2割、残り1割が守る力、使う力というようなページ構成となっています。
貯める力:支出を減らす力
まずはじめに貯める力として、支出を減らすことについてです。
その中でも固定費について見直せという話で、通信費や光熱費、保険やマイホームのローンといった項目を見直すべきとのことです。
この力は、収入を増やしたり資産を増やすことに比べて疎かに見られがちだと私も思います。
しかし、本のページ量からも分かるように、この力がないとどれだけ稼いだところでバケツの穴が開いている状態なので、お金は逃げていくばかりです。
シンプルながらも他の4つの力の土台になっています。
パーキンソンの法則というのもあるくらいですし、この力を身に付けるのは簡単ではないですが、これを身に付けれたら大きな武器となります。
稼ぐ力:収入を増やす力
貯める力がついてきたら「稼ぐ力」を見ていきます。
資産を増やすためにも元手が必要ですからね。
ここでは、転職と副業が進められていました。
転職したら給料が上がったといった話はよく聞く話ですし、今の時代、終身雇用もどこへやらといったような状態ですから、真面目に考えるべき項目ですね。
副業については、小さな副業から始めていって少しずつ高い副業に挑戦しようといった内容でした。
「楽して稼げる」系の副業教材やアルバイトはNGです。
また、稼ぐ力の準備として「SNS」をやっておくのもおすすめされていました。
理由としては、
①情報感度が高くなる
②「伝える力」「発信力」が鍛えられる
③副業や転職をする上で有利
といったメリットがあるためです。
このようにして稼ぐ力をつけていきます。
収入源が会社だけでなくなると選択の自由を増やしたり、心の余裕にも繋がるので少しずつ取り組んでみましょう。
増やす力:資産を増やす力
次に増やす力についてです。
準備としては、生活防衛資金が必要です。
ここで重要なのは、投資用のお金と生活防衛資金は絶対に混ぜてはいけないということです。
生活防衛資金が必要な理由としては、
①急なトラブルに対応できる
②お金が溜まりやすい体質になる
③投資で成功しやすくなる
という事が挙げられています。
じゃあ具体的にいくら必要なのかという話ですが、ここは本・メディアなどによってバラバラという印象です。
本書では、会社員なら生活費6か月分、自営業なら1年分と定められています。
そしていよいよ投資ですが、まずは「相場」を知ることが大事です。
例えば、スーパーできゅうりが1本1000円で売ってたら
「高すぎや!誰が買うか!!!」
ってなりますよね。
投資の場合でも
「高すぎておかしい!」
というものを買わされないためにも相場を知ることは重要です。(=無知って怖い)
目安になる利回りや投資すべきでないものについても本で触れられています。
それから複利の力を知ることも大事です。
これが理解できれば長期投資の素晴らしさも分かります。
かの大発明家アイシュタインも、
「複利は人類最大の発明」
と言ったとか言わなかったとか…
事前知識がついたところでいよいよ投資です。
本書では、株や不動産投資について触れられていました。
守る力:資産を減らさない力
次が貯める力、稼ぐ力、増やす力で貯めた資産を減らさない力=守る力です。
これが無いばかりに経済的自由に辿り着けない人もいます。
守る力が無いと…
・詐欺/ぼったくりに遭う
・被災/盗難に遭う
・浪費する
・インフレで削れる
といった被害に遭います。
「自分は大丈夫!」
という過信が運命の歯車を狂わせます。
100年以上語り継がれている「バビロンの大富豪の教え」にも
「お金を天敵から堅守せよ!」
という教えがあるくらいです。
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使う力:人生を豊かにすることにお金を使う力
ここまでは経済的自由になるために必要な力が何なのかという話でしたが、ここで重要なのが、
「自由=幸せとは限らない」
ということです。
生活費 < 所得資産で「自由な生活」が手に入ります。
これは事実です。
しかしだからといって、
「自由=私は幸せだ!」
という式は成り立ちません。
ここで大切なのが「使う力」です。
結局お金はどこまで行っても手段であり目的ではありません。
お金をうまく使う事は、幸せに生きれるかを決める1つの大事な要素となるようです。
「お金の大学」のまとめ
資産形成期は、「貯める力」「稼ぐ力」「増やす力」を重視。
収入や資産が増えるとともに「守る力」「使う力」を意識していく。
このようにバランスを取っていけば人生は豊かになるという事でした。
私も社会人になったのでこの基本を大事にしてお金に向き合っていこうと思います。
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